「隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~」 感想


エデン条約と古書館イベの続編となるイベントストーリー『隠されし遺産を求めて~トリニティの課外活動~』
どう略されてるか分からないのでとりあえずトリ夏2としておきます
いつものオタクの感想を書いていきます





2.5周年生放送

いつもの脱線前書きから
2023年7月23日に公式生放送『夏のブルアカらいぶ!あっちっちSP』が放送されました


この時期の放送といえばラビ夏に続く水着イベの告知や水着生徒の実装が予測され、開始前からあーでもないこーでもないと盛り上がっていました
別のイベントで出番があった学校や既に衣装違いを貰ってる子達を除いて考えると、アリウスやヴェリタスの水着など予想されていたでしょうか
季節関係なくセイアゼミも鳴いていましたが


アリウスのイベントが欲しいのは全ユーザーの共通認識として、個人的には生放送のイラストにあるような浴衣や夏祭りのイベントでもいいなぁ〜と思ってました
あとうさ夏でヴァルキューレモブちゃんが着てた水着制服をキリノフブキカンナに着せた二次創作が現実になってもええなぁー、なんて

生放送は変態が変態してたり、コユキ母が強かったり、ハレ声優さんの自作グッズが公式化したりと盛りだくさんだったのですが閑話休題

記念すべき2.5周年のイベントとそこで実装される生徒がなんと!!!


コ、コハル???!?!?!
トリ夏があって初めから選択肢から外していて、でも補習授業部でコハルとハナコだけ水着がないのはなんとかならんですか…と思い続けてたコハル?!てかエッチすぎるだろよくこれで他人にエッチなのは駄目とか言えたもんだな!てか配布?!?こんなんいくらでもガチャ回るだろうが運営下手くそかありがとう〜〜😭😭😭(オタク特有の早口)(ここまで1秒)

とほんとに予想できないところから殴られて、でも無意識の根底で望んでいた姿を見せられて大満足
見事にしてやられました

ん?待てよ?
コハルが来たなら絶対ハナコも来るじゃん!
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!
ハナコの別衣装ずっと欲しかったんだ!でもイベントに出すの難しそ〜って半ば諦めてたんだ!

もう大盛り上がりだったのですが水着は配布1人、フェス期間に1人、無料10連期間に限定2人が去年の前例
あとの2人はどうなるんだ?ともう期待なんだか困惑なんだか訳が分からなくなる脳みそに飛び込んできたのは




なるほどぉ〜そうきたかぁ〜



3人組として認識していたシスターフッド、でもマリー体操服だしと思ってたらこの組み合わせがありましたか!
いや組み合わせとしては全然アリなんだけどまさか水着で来るとは思わなんだ!あのウイが?!
ウイの水着イメージと違うけど王道でめっちゃいい!カッコいい!
ヒナタは水着でもデカカワいいなぁ
実はこの水着、ハナコが選んでくれていたそうで公式4コマで触れられています
ハナコGJ👍


ってことはハナコがワカモ水おじミカに続くフェス限ってことになりますね
予想はしてなかったけどめっちゃくちゃいいじゃん!
そのぐらいの格も人気もあるよハナコ
フェス限だから良い性能で来るだろうしあちぃなぁ
性能的にも強いハナコが欲しかったんだよな


うわああああああああああああ!!!
コワイ!おっぱいコワイ!!
谷間はマリアナ海溝より深く、オーバーサイズのシャツで可愛く見せつつ上手に隠し、濡らすことで水着を浮かばせ、ホースでスタイルを強調し、下は見せない…
天才のデザインすぎるだろ…
ハナコにしかできない衣装をハナコが着てきてくれた感無量です……🥹
それはそれとしてエッッッッッッッッ
今でも見るたびにエッッの声が漏れそうになります


って感じで予想外ではありますが大満足の水着実装でした
ウサ夏の実用的で活動的な水着と比べてより娯楽的なバカンスを楽しむ王道水着が来てくれました
ウイのかかとに絆創膏があるなど細かいところまで妄想が捗る素晴らしいデザインでした


時間は飛んで更新日
ここ数ヶ月のメンテのやらかしを見てハフバもやらかすやろなぁと予防線を張っていたのですがなんとつつがなく終わったみたいで
ワイの知ってるブルアカ運営とちゃう!ありがとう!とそれだけで感謝しちゃうぐらいハードルが地面に埋まっていました
詫びだなんだでやきもきするより普通にプレイして楽しませてくれればそれでええんやから


導入

イベストの感想に移っていきますがまずは導入部



過去一短い導入でした
予想通り古書館イベからの続き物のようですがこれまた珍しいことにこれまでの回想が挟まります




前日譚となる古書館イベについては自分も感想を書いてるのでよろしければ


ブルアカは時系列を濁しつつもしっかりと関係性が進展していく作品なので続き物は嬉しいのですが、前提となるイベストを好きに読めるのは常設化する2年後なのが歯がゆいところ
常設化自体はありがたいですがイベ終了後すぐ常設化ぐらいを高望みしています
新規先生が盛り上がりについてこれないってのがほんとにもったいないと感じるので

ストーリーに話を戻して、古書館ストの最後でウイが本の複写を無断で行っていたことがバレたところから



こんなんおもろいに決まってますやん…
サクラコ未所持なので解像度は低いと思いますが、本人にはその気がないのに持ち前の凄みで周りを萎縮させてしまうのがサクラコ様なんでしょうか



「」がついてるのは仰々しい話し方をしてしまっているだけで本人には他意がなさそうなのがまた…

んでその話し相手が外の人間を信用していない、物事の裏を探ってしまう気質のウイなので相性最悪です



ここでもう驚いたというか嬉しくなっちゃいました
ウイの性格ならヒナタの内通を疑いそうなものですが、その可能性がこれっぽっちも浮かんでないんですよね
むしろ自分が巻き込んでしまったと、ヒナタは被害者に違いないと
ウイ自身の偏見を乗り越えてヒナタの純真さがちゃんと伝わっていたのだとジーンと沁みました



ウイのしょぼしょぼへなへな顔好きすぎる
サクラコ様のはなんて言ったらいいんだろう、ぐるぐる目って訳じゃないけど混乱してる顔もすき
想像が想像を呼ぶ悪循環に陥っているウイはもう止まりません

そんな2人に救いの手が




変態の魔の手の間違いでした



そらそういう反応になるわね
いやぁ〜カオスカオス
忘れてましたがこの2人はエデン条約の終盤で接点があるのでした



深夜に水着姿でお仕掛けられた上、有無を言わさず働かされるという印象最悪な接点が
布石か伏線かはともかくこういった細かいシーンですらキャラの関係性として後に活かされるの大好きです

ハナコが現れたことで余計に話はややこしくなり



普段はさん付けなのにテンパると呼び捨てになるのサクラコ様とヒナタの距離が近く感じられていいっすねぇ



ヒナタが現れたことでウイが沈静化、ようやく落ち着いて話ができるようになりました
ハナコつくづくできすぎる恐ろしい女…!

ここからはハナコの巧みな話術によってトントン拍子で話がまとまっていきます



サクラコ様さぁ…

ウイの過ちは認めたうえで、一度はウイに助けられていることも鑑み、今回の件を見逃すかわりとしてシスターフッドの仕事を手伝う流れに



ハナコのことですからサクラコ様の言う「お願い」のことも把握していたのでしょう



あらすじからもサクラコ様の「お願い」が遺跡の調査であったと読み取れます

ちょっと脱線しますがこのあらすじ結構面白いんですがスキップするときしか表示されないんですよね
自分は読み飛ばさない人間、かつ気になったとこだけ読み直したい人間なので、アーカイブを再生する際にあらすじも表示してくれたら地味に便利なのになぁ…といつも思ってます

それはさておき全方位に理由付けができたということで遺跡調査に赴くことになりました





いやそうはならんやろ!



探索パート

2m


というわけで遺跡のある無人島に来たわけですがなぜかみんな水着です



うーんごもっとも
やっぱ良識のある子がいると安心するな



ジェリコの古則うおおおおおおおおお!!!



コハルのツッコミも冴え渡ります
今回はイジり甲斐のあるツッコミ役が3人もいるのでハナコはほんと終始楽しそうでした



ハナコの本音がポロリとこぼれますが普段の行いのせいで当然信じてもらえず



迷探偵コハルの名推理からのお家芸
こういうのでいいんだよおじさんもニッコリ

いつも通りの2人、一方ウイとヒナタは



夏の陽射しとともに輝きを増したヒナタに焦がされるウイ…かわいいね…



ここで先生が言うように分かりやすく陰と陽の対極に存在する二人ですよね

ただこういう凸凹コンビというかバディ感ある組み合わせが違う部活のほぼ接点の無かった二人というのがすごいなと感じます
メタ的な視点だと部活内のバランスを考えてのキャラ設定は理解できますが、全然違う部活の2人がここまで噛み合うのはすごい発見だなと
ハルナとフウカぐらい部活自体のコンセプトが近ければまだ分かりますが
初期から絡ませるのを想定していたのでしょうか恐ろしや…

ミレニアムの1年生'sが部活を越えて仲良し、ニヤがミチルンルンさんを案外信頼してる、みたいな部活外の繋がりも好きなんですが部活単位での掘り下げすら順番待ちなので、今後も匂わせから妄想する程度で我慢しておきます。

話を戻しましてウイの陰オーラ全開の台詞



こういう前置きしちゃうの自分もやりがちなんですよね〜
相手が悪いように受け取ってしまう可能性があることは言葉の裏を読みがちなウイが誰よりわかってる
でも相手の感情はコントロールできないし、相手を気遣うというより自分が悪く思われたくないから予防線をついつい張っちゃう的な

言葉って難しいですよね
僕自身も一つの事柄に対する表現を複数持っておいて、伝えたいように伝わる表現を使っていきたいと反省勉強の日々です

話を戻しまして
いくらいい人でもパーソナルスペースに居られると疲れるウイの気持ちは非常に分かります
ですが当然ヒナタとしては距離を置かれているように感じます
そのうえ



すれ違いざまに陰湿で執拗な釘刺し
そういうとこだぞウイ
相手がヒナタなのでうまいとこに落ち着くだろうと安心して見ていられますが

そしてコハルは夏の誘惑に負けず先生と戦うことを決心するのでした





コハルパート


ようやく島の探索が始まり、ウイが単独行動を好むのもあって手分けして探すことに
…なったはずなんですが……



いやいや、いやいやいやいやいや
なにこのかわいい生き物、愛おしすぎないか…?
一生懸命生きてるコハルに庇護欲をかきたてられます

今回のシナリオに関係するのもあってエデン条約読み直した(また泣いた)のですが初期コハルってだいぶ人見知りだったんですよね
それが先生やハナコなら、まで心を許してくれている
感慨深いですね

人見知りコハルが頑張ってウイやヒナタと会話するのを暖かい目で眺めつつ探索を続けると



エッチだなぁかわいいなぁ、ってのは置いといてなんとユスティナ聖徒会(水着)が登場
なぜここに居るのかの考察は最後にまとめてやろうと思います
そこから戦闘に入るのですがコハル一人の固定編成に

イベント戦闘は晄輪大祭から戦闘なしのストーリーが、ウサ夏から固定編成での戦闘が実装され段々アップデートされてますね
シナリオと戦闘がリンクしてないと没入感が損なわれるので改善されていってて嬉しいです
しかもSDキャラを見せることで販促になるという
卑しい〜卑しい〜〜

また今回は戦闘の演出も工夫されていまして



逃げ回るコハルかわいいね
SDキャラほんま可愛いからはやくSD鑑賞モードを実装してくださいお願いします(毎日思ってる)

なんとか退けみんなのもとに帰りますが、コハルは腰を抜かしてしまい先生がおんぶしていくことに

そんな美味しい状況をヤツが見逃してくれるはずもなく



それに対して墓穴を掘っていくコハル





いいイベストだったなぁ…
しょーもないことやってるのに澄みきった青空に爽やかな風が吹く、これぞまさにブルーアーカイブ
晄輪大祭の3D動画を思い出しました(半分悪口)



ウイパート


次の探索は遺跡の中
先生はウイについていき色々と話をします
コハルがただただかわいい前パートと比べこっちはしっとりと沁みるパートでした
引きこもりのイメージのあるウイが積極的に探索してくれるのが少し不思議ではあったのですが、ここでウイが少しずつその内面を見せてくれます





なるほどなぁ
古書が好き、というよりも歴史が好きでそれと対話する手段としての古書も好きってことなんですね
いやぁいいですね、知識欲の塊って感じで
自分が何をなぜ好きなのかって意外と言語化するのは難しいですし、自分の根っこにある大事なものをちゃんと認識できているのはすごいことです

その一方で今回度々見せていたウイ自身の言動に思うところもあるようで



外の人間に対する偏見を直そうと頑張っていると
以前最終編の感想の際にもホシノ先輩についてサラッと書いたのですが

性根というかキャラの根っこは変わらないけど、変わろうとする善くあろうとする姿勢

まさにこれだと思います
ウイがキャピキャピの陽キャになる必要はないけれど、他者に寄り添おうとするかしないかは大違いですからね
うーんやっぱり大好物
んでこれは先生にも言えることで、先生が間違ったり立ち止まったりしたときに生徒が教えてくれる展開も大好物です

その後はヒナタへの偏見を指摘されつつ、こちらもミメシスと遭遇して逃げることに
外で待ってた3人と一緒に合流するまではともかく



古書館イベでスケバンも驚いてたけど、やっぱ普通じゃないよねヒナタのグレラン
そしてハナコの制止も間に合わずミメシスとともに遺跡もどんがらがっしゃーんになりました
その後ヒナタを責めるような展開が少なくてホッとしました



ハナコパート


さて次の探索はレモン農園
ここではハナコと時間をともにします



ハナコがどこまで見通しているのかはさておき、コハルがなぜ呼ばれたのかは気になるところではあります



先生うまくてズルい聞き方するなぁ
先生自身の興味もあるのでしょうが、秘密を暴こうというより秘密を共有したいかわいげのある提案です
そしてハナコのメタ的ともとれる独り言、いいですね



建前に過ぎないのをわかっていても言葉にするのって大事

ここからハナコが胸の内を打ち明けてくれます





感想はすべて先生が言ってくれました



ハナコが一人の少女であると自分自身を認め、そしてそれを打ち明けられる相手ができた
これほどまでに嬉しいことはない

能力と振る舞いとで分厚い鎧を纏っていたハナコが先生の前でここまで素直になってくれたのが本当に嬉しくて嬉しくて……
先生冥利につきます



健気な少女のハナコをこれでもかと見せてくれる



言えたじゃねぇか…
そうだよ年相応の女の子でいいんだよ
今はまだ先生相手にだけ見せる姿かもしれないけど、これから少女のハナコを見せられる相手が増えていくといいね……



でまた先生の返しが粋だなぁ
重荷を背負ってる生徒たちに寄り添い、子どもが子どもでいられる居場所を作る
ブルアカの大きな魅力のひとつを見せてもらいました



そうして2人は日常に戻っていく
オチまで完璧です
流石です僕の大好きなブルーアーカイブ
ここのお話が良すぎて今回感想を書くに至りました



ヒナタパート


また雰囲気がガラッと変わって先生はヒナタのお手伝い
その最中またしてもミメシス襲来
しかし他の子たちを巻き込みたくないヒナタは先生と二人で処理したいと言うのですが



日常的に戦闘が起こる聖堂ってなんですか
さすがキヴォトス、常識が常識じゃないぜ!

ってことで戦闘になるわけですがヒナタがSPの生徒という都合なのか自前編成での戦闘
その戦闘後のセリフがちょっと不穏で



先生が体調崩してるんですよね
イベストや今回の水着キャラのモモトークに目を通しましたが、体力的に疲れたのを除くと先生が体調を崩してる描写は見当たりません
となると自前編成で戦う=大人のカードを使った、その弊害で体調を崩した、と見るのが自然なのかなと

ヒナタの「意外と大変ではなかった〜」というのも先生がバレないように間引いてたのかなと
まぁこれに関しては絆ストで道に横たわる大木を手刀で割りつつ



なんて言っちゃうぐらいだからヒナタの『また何かやっちゃいましたか』仕草なのかもしれませんが

ブルアカはゲーム内の仕様をシナリオにサラッと入れてくるし、おそらくそういうのが好きだと思うので自分の中ではこう解釈しときます
今後のメインストーリーでの大人のカードや先生自体の掘り下げ次第で手のひら返します

そしてこれだけ派手に戦闘したので当然ウイには勘づかれるのですがハナコが上手く取りなしてくれました
そのことに関してヒナタは少し負い目を感じてしまいます



正直ここの展開はなくてもいいかなぁと思わないでもないのですが、ラストの展開に整合性を持たせるための説明だったのかな
シスターという立場で嘘をどう捉えるかを描いておきたかったというところでしょうか
自分はヒナタの(臨機応変な)善性を信じているので違和感ないけども



推理パート

一通りの探索を終えましたが、めぼしい発見は未だ無し
ここからウイの推理が始まります



丸メガネ似合う〜〜〜イケメン〜〜〜〜
からの言い方ァ!ヒナタが愛想笑いしちゃってるじゃん!この落差よ

推理が行き詰まったところで『場所の役割』から『閉鎖された理由』へ視点を変えることに
謎は2つ
なぜ主食にならないレモンが離れた場所に栽培されているのか、なぜこの島に関する記録が消されたのか
ここでウイがレモンの秘密に勘づきます



ふ、ふーん…し、知ってたけどねー(無知)
レモンは食用ではなく炙り出しに使う目的で島に持ってこられたもののようです



この“聖徒会”というのが個人を指すか組織を指すかの2択があると考えています
レモンはベランダでも育てられるような植物なので、個人が無断で持ち込んでそれが長い年月を経てレモン農園となった説
もしくは聖徒会全体で計画的に利用されていた説
個人的には後者の方が納得しやすい気がします
ハナコの勘のとおり農園と呼ばれていた(現在は森)&過去の地図に明記されていたなら過去の時点で農園の規模があり隠されてはいなかったでしょうし、聖徒会の秘密主義に炙り出しが利用されていたと考えると自然です
ウイの猜疑心がうつっちゃったかな

ともかく新たな目的地が見つかったのでそちらの探索に向かうことに



ここのイチャつきボイスで聴きてぇ〜〜〜



滝裏の洞窟


長い距離歩いて滝裏の洞窟に到着
先生以上にウイがバッテバテで溶けててかわいい



疲れからか不幸にも悪癖が出てしまうウイと諌める先生



そして水の音がうるさいのをいいことに好き放題やりなさるハナコ
こ、こういうところもハナコの大事な一面だから…

先に進むと人の身長ほどある棺のようなものを発見



ウイがヒナタを本当に大切にしているのが伝わってきます
なおハナコは大丈夫だろうという偏見

そして箱の中身を確認した2人のリアクションは



さほどショックは受けていない、というか肩透かしのような反応です
ウイは「こんなもののために、なぜ苦労を……」とまで言っています
その後はまたもやミメシスに襲われつつ洞窟から脱出します



箱の役目


ミメシスから逃げ切ったところでまたも箱を発見
既に天丼となった襲撃を退け、重要そうな箱の中身を確認すると



中身は空
ただ何も入っていなかったわけではなく



過去の聖徒会が埋めたタイムカプセルであったのだろうと2人は推測しています
そして滝裏の洞窟とまだ行ってないもう一つの目的地はそれぞれ私物の保管庫と秘密基地だったのではないかと
そうなれば色々と辻褄が合ってくるのですが、それはまとめの方でまた語ります




後日譚


さて話は調査が終わり報告書をサクラコ様に提出するところまで飛びます



これが今回の結論のようです
ウイとハナコがあっさり真相を突き止めたことにサクラコ様がちょっとモヤッてるの面白すぎる
この人こんな神秘的なのに人間味がありすぎるよ



帰る道すがら先生をおちょくりつつマリーにセクハラかましてフォローも忘れないハナコ大物すぎる

そしてウイのところにも報告に行くと既にヒナタもいてドッタンバッタンしてウイがもにょもにょ顔になってました



「アレ」は卑猥な単語じゃなくタイムカプセルのことだったようで
なぜ残していくことにしたのか、ウイの考えはこうでした



一言一句良くてハナコ同様聴き入ってました
古書を一人一人大切に扱うのと同じように“あの子たち”があるべき姿で役目を果たせるよう尊重したんですね
ウイの矜持とも信念ともとれる部分が見えてカッコいいです



地図を新調したのは同じ時代に生まれた二人を同じ場所に残しておきたかったからなんですね
エモいなぁ
そしてシスターフッドながらその嘘を肯定したヒナタはというと



この辺りは自分は聖書やキリスト教に明るくないのでヒナタはこう解釈している、と捉えておきます
非常に前向きでヒナタらしい捉え方だと思います

種明かしも済んだところで解散となるのですが



これはウイの一番のお気に入り、アイスアメリカーノ!!!



ウイィ…泣泣泣
自分の好みを、内面を、見せてくれたウイの成長に涙ぐんじゃいます

絆ストーリーでは自分のことを

いつの間にか、人の気持ちを素直に受け入れられない……こんな私が出来上がっていました。
自分に自信が持てず、他人の目が気になって仕方がない小心者

と評していました

そんなウイが、古書館イベでは最後まで見せなかった自分の大事な内面を見せてくれたことがもう感無量
これからも少しずつでいい、善い人とだけでいいから他者との交流も増えていくといいねウイ……



そらこんなのニマニマしちゃうよ〜〜
ウイの理解者2人って感じでええな〜


という感じで今回のイベントは終わりを迎え…

ないんだな、これが






うおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!
補習授業部最高!補習授業部最高!😭😭😭

最後の最後に全ユーザーが見たかったものを見せてくれる
ありがとう、ありがとうブルーアーカイブ






ユスティナ聖徒会(水着)について


先送りにしていたユスティナ聖徒会の複製(ミメシス)について軽く考察します
考察といっても大層なもんじゃなくみなさん思い浮かんでることだと思いますが一応改めて

まずそもそも複製(ミメシス)とはなんなのか
度々作中で言及されますが命名されたのは総力戦シロクロでのマエストロの語りのようです



感情の残滓が恐怖の存在を持って顕現した、これらをミメシスと呼ぶとのことです
つまりは強い感情の残留思念が実体を持って顕現した、霊的なものをミメシスと呼ぶのかなと思います
また『顕現した』という物言いからマエストロが作ったものではないように聞こえます
エストロの手助けがあって実体化できた、とかはあるかもしれませんが

今回登場したユスティナ聖徒会の初出はエデン条約3章だと思います
そちらも読み直してみたのですがユスティナ聖徒会の顕現及びコントロール、どこまでがエデン条約機構やアツコの力で、どこからがマエストロの力かはよく分かりませんでした
詳しい方いたらご教授ください(他力本願)

とりあえずミメシスは自然発生することもマエストロによって作られることもありそう、という中途半端な結論にしときます


さて今回のイベストでのユスティナ聖徒会(水着)はというと、かつてこの島で生活していた聖徒会の信徒たちの残留思念から自然発生したものだと考えられます
タイムカプセル、秘密基地、目を盗み遊ぶ生徒……そういった楽しい感情や、もしくはその場が奪われてしまった悲しみや後悔の念が残っていたのでしょうか

そう考えるとPVで衝撃的だったユスティナ聖徒会の水着?!?にも説明がつきます
もっと遊びたかった、水着を着て夏を満喫したかった、そんな感情が彼女たちを形作った
そして部外者に思い出を見られたくない、守りたいという想いで顕現していたのではないでしょうか

サクラコ様もおっしゃってますが、過去の生徒たちにも生活があり青春があったのは盲点でしたが実にブルアカらしいですね

この子も生徒なんだなぁを実感するときが一番ブルアカを感じているかもしれません




まとめ


以上が23年トリ夏2の感想でした
これまでのイベストは変化する状況の中で生徒と交流していくお話でしたが、今回は本筋がありつつもメインは生徒との対話でありだいぶ毛色が違いました
やはり作中での積み重ねを感じられるシナリオはひときわ感慨深かったです
妄想していた、けれど諦めていた理想の後日譚を見せてもらっている気分でした
補習授業部と古書館の回収を同時にやるなんて天才の御業ですわ

また実装キャラ発表時に感じていた小さな疑問もハナコの掘り下げで自然に回収していくのはエモすぎます
急に水着イズミが来たり、急に温泉チナツが来たりするのもソシャゲだからで流せますが、やっぱり作中での理由付けがしっかりされていると満足感が違います

やりたいことをやる、それが青春でしょ
そんなブルアカを今回も楽しませていただきました